完全無料の出会い系サイトは、リアルな出会いを実現するために必要な機能やサービスを無料で利用できる大変有用なサービスです。
もちろん、登録費や入会費も必要ありませんし事前にポイントを購入する必要もないので、これまで出会い系サイトを使ったことがないという方でも大変利用しやすくなっています。
また、完全無料出会い系サイトには、近くに住んでいるメンバーとの出会いに特化した「ご近所出会い系サイト」をはじめ、エッチだけの都合の良い友達を専門に探せる「セフレ出会い系サイト」、さらには不倫の相手を専門に探せる「不倫出会い系サイト」や人妻との出会いを専門に探せる「人妻出会い系サイト」など、出会いの目的や条件に特化したサイトが数多く存在しているので、自分が出会いたい相手が見つけやすくリアルな出会いも実現しやすくなっています。
しかし、そんなリーズナブルで使いやすいサイトでも、利用するに当たっては注意しなければいけないことがありますので、ここでいくつか紹介しておきたいと思います。
完全無料だからこそ注意が必要
完全無料出会い系サイトの最大のメリットは、何と言ってもお金をかけずに出会いが探せるとことです。
完全無料の出会い系サイトを利用している人の多くは、当然この最大のメリットに惹かれて登録するわけですが、実はこの最大のメリットこそが注意すべき点なのです。
では、どのような注意点があるのかを見ていきましょう。
サイト内の広告やメルマガの広告に注意!
完全無料出会い系サイトの多くは、スポンサーからの広告収入で運営されています。
そのため、サイト内にスポンサーの広告が掲載されていたり、ときにはサイトからのメルマガの中にスポンサーの広告が掲載されていたりします。
これらの広告を無視して利用する分には何ら問題はないのですが、広告の中には有料サイトの紹介や商材の販売に関するものも多く含まれているので、安易にクリックしてしまうと金銭的なトラブルに発展する可能性があります。
スマートフォンでダウンロードした無料のアプリや無料ゲームの中にも広告が掲載されていたりしますが、まさに無料のサービスには広告がつきもの…。
無料出会い系サイトを利用する際もそういった割り切りが必要なのです。
提携しているサイトへの誘導に注意!
完全無料出会い系サイトの中には、同時に有料のサイトを運営していたり提携していたりする場合もあります。
もちろん、完全無料の出会い系サイトだけを利用する分には料金は発生しませんが、なかにはサクラを使って提携する有料のサイトへ誘導する悪質なサイトもあるので注意が必要です。
前述した広告にも同じことが言えますが、執拗に勧誘のメルマガを送りつけてきたり、しつこく有料のサイトへ誘導するサイトは詐欺サイトの可能性も高いので、遭遇したら即退会するようにしましょう。
勧誘目的で参加している業者に注意!
完全無料で利用できる出会い系サイトは、料金が発生しないということで誰もが気軽に参加できるわけですが、それに便乗する形で悪意を持った者が紛れ込んでいる可能性があります。
その代表とも言えるのが、外部の有料サイトへ誘導する業者と呼ばれる存在です。
業者は相手会員になりすまし、メールのやり取りを通して他の有料サイトへ誘導します。
誘導する有料のサイトは法外な料金を騙し取るサクラサイトの場合が多く、利用者が登録した途端に業者とは連絡が取れなくなってしまいます。
サクラと業者の違いは、サクラは利用しているサイト側の者になりますが、業者は利用しているサイトとは関係のない外部の者になります。
いずれにしても、本物の会員であれば今利用しているサイトでも出会おうと思えば出会えるはず…。
お互いに同じ出会い系サイトを利用しているのに、他のサイトへ誘導してくる者は悪意を持った者と考えるべきでしょう。
個人情報を盗み取るダミーサイトに注意!
無料で利用できるという手軽さから多くの利用者が集まる完全無料出会い系サイトでは、個人情報を盗み取る目的で作られたダミーサイトにも注意が必要になります。
ダミーサイトで収集された個人情報は転売によって拡散することもあり、場合によってはフィッシング詐欺やスパムメールの要因にもなりかねませんので注意が必要です。
さいごに
完全無料の出会い系サイトは、料金が発生しないということで金銭的なトラブルはなさそうに思えますが、広告から有料のサイトへ登録したり、サクラや業者による誘導によって有料のサイトを利用してしまったりと、思いがけない形で金銭的なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
また、直接的には金銭トラブルはなくても、ダミーサイトによって個人情報を騙し取られることがあれば、それがいつの日か大きな金銭被害に発展する可能性もあるのです。
大切なのは完全無料だからといって安易な気持ちでサイトを利用しないこと…。
完全無料の出会い系サイトを利用する際は、無料だからこその危険性があることを踏まえた上で利用するようにしましょう。